ベルリン、いまも工事中 berlinbaublog

ベルリンより、明けましておめでとうございます！

みなさま、明けましておめでとうございます！

ベルリンでは、ブランデンブルク門前で開催された
『ドイツ最大の大晦日パーティー！』には１０万人近くが押し掛け、２時間前に入り口が閉鎖されたそうです！
打ち上げ花火満載！
ちなみに、出演ミュージシャンはウド・ユルゲンス、Scorpions、DJ BoBo など……なんというか、なぜいつもこういう顔ぶれなのか？……というセレクトですが。

夜明けから、ベルリン清掃局は掃除におおわらわ。　
今年の年明け花火による火事の件数は、昨年度に比べ４０％増、夜の１９時〜朝６時までの間に３９７回消防車が出動したそう。
前年度は積雪があったことも大きいということで、
今年は暖冬＆乾燥という気候に加え、火薬量が増え、垂直に打ち上げられるいままでのタイプに比べ、様々な方向に火花が飛び交うタイプになったことが誘因となった？とも言われています。
窓越しにビデオを撮ってみたのですが、横や斜めに向かって飛び交っている感じもしました。気のせいかもしれませんが。
怖かったのは花火よりも、ピストルのようなタイプのもの。
これは狙い撃ちができるので、車に向かって撃っている人が多かったです。


本日はおせち。
今年は卵焼き器で伊達巻きに挑戦してみました！
魚と卵が分離しちゃいましたが、味はおいしく出来ました。
そして、鶏肉の松風焼き、あとは紅白なますと黒豆、スモークサーモンという定番のもの。

くりきんとんが食べたくなったのですが、サツマイモの種類が違うベルリンでは難しかったため、マロンペースとにマンゴーヨーグルトを乗せてみました（写真には載っていませんが）
こちらもとても美味しかったです！
シメには、ありちゅんさんに頂いた、『麻布かりんとう』に加賀棒茶。うま〜〜！！！お正月のために大事にとっておいたのですが、ほんと美味しいです。ありちゅんさん、ありがとうございます♪♪
美味しいモノを知ることができました〜。

午後は、現代美術館に行ったのですが、ものすごい行列で外まではみ出していました……

では、今年も、どうぞよろしくお願いいたします！

クリスマスクッキーを作りつつ……

Es weihnachtet...
というわけで、本日はクリスマスイブですね。
友人が遊びに来ているので、昨日はジンジャーマンクッキーを焼きました。

今年は、このクッキーの真ん中をさらに抜いて飴を砕いたのを入れて焼く、『ステンドグラスクッキー』に挑戦。お正月クリスマス兼用の赤い実のなる木に、ミツロウのクリスマス・オーナメントと一緒に飾ったら、雰囲気たっぷりに♪
ロウソクの光に透けてとても可愛らしいです。
そして、ほんのり甘い香りがするミツロウのクリスマス・オーナメントも今年は手作り。
ぜひやってみたい！という方は、来年ぜひ、このワークショップへGO！
→
クリスマスの蜜蝋作り
数あるベルリンのクリスマスマーケット、ワークショップの中でも一番好きな場所です！


……
昨日はアパートの他の住民もクッキーを焼いていた人が多かったようで
踊り場は甘いクッキーの香りがいっぱい。まさにクリスマス前日という感じで、買い物をしても、知り合いとすれ違っても、『いいクリスマスをね！』と挨拶されて、こちらも笑顔、
これこそクリスマスだよね〜という気持ちになりました。


今年は本当にいろいろなことがあった年でした。
東北地方太平洋沖地震、それに続く福島の原子力発電事故……
今朝のラジオでも、今年を振り返る番組をやっていて
それに続くドイツ政府の対応と脱原発への取り組みについて報道がありました。

３月11日以降、私の中でも、エネルギー問題や食物の安全性について、色々なことを考え
これからやって行きたいこと、伝えたいこと、関わって行きたいことが出てきました。
しかしシェーナウの、スラーデックさんのように、
10数年も、自分のやって行きたいことを貫く持久力はあるのか……。
いまでこそEUのエネルギー市場の自由化がなされているドイツですが、彼女たちがシェーナウの送電会社を自分たちの手に入れた時点では、自由化されていなかったので、先駆けとなったわけですよね。
国、が決めたことでも、国民、がそれに異を唱えて違うことをやってしまえる
というのを実証したと思います。
彼女たちのように大きなことは私にはできないかもしれないけれど、
これからも自分自身に問いかけ、正直に生き、仕事をしていければと思います。
毎日楽しく生き、ごはんを美味しく食べ、楽しく仕事をさせて頂き、しかもそれで生活して行けている！
本当にありがたいことです！！！

感謝の気持ちを忘れず、そしてまた自分がやれることからちょっとずつ、
色々なことをやって行きたいと思います。

2011年お世話になった方々、友だち、家族に感謝しながら、
まずは、今日一日を楽しく、美味しく、過ごしたいと思います！！

皆様も、笑顔のクリスマスをお過ごしください！

聖バルバラ・デー の、門松風。

門松をイメージして、お花を生けてみました。
アクセントになったのは白い、ちいさな桜の花。

12月４日、
ドイツには、バルバラ・デー（Barbara-Tag）というのがあるんだそうです。
10年間ドイツにいて、全然聞いたことがなかったのですが
昨年は、チェリーボンボンのブランド「モンシェリ」が、
道端で桜の枝を配り「バルバラ・デー知ってますか〜」ってキャンペーンをやっておりまして、
それで初めて知った（＆桜の枝をもらった）わけです。

バルバラデーの言われは、
聖バルバラという女性の聖人にまつわるもの。
キリスト教がまだ禁じられていた３世紀に殉死した女性だそうですが、
キリスト教を禁じていた父の手にかけられそうになり、逃げていたときに彼女が手折った桜の枝が
クリスマスイブに、花咲いた、という伝説に由来するのだそうです
（と、モンシェリの人は言ってました）
いろいろな説があるようですが、
この時にもらった桜の枝を水に指しておき、
クリスマスまでに花が咲いたら来年の運勢が良いとか、
クリスマスまでについたつぼみの数で占うとか、色々な説があるようです。

聖バルバラ、
wikipediaをみたら、十四救難聖人の一人で、フランスではトンネル工事の際に彼女の像を置くとありました。へえ〜〜！！
＞ドイツの諺に「白い衣装のバルバラは良き夏の季節を告知する」といい、聖バルバラの日に降る雪は翌年の夏の豊作を示すものと考えられた。
ともありますが、
この日はひどい大雪でした……2011年の夏は豊作ですかねっ。

こんな枝から花が咲くの？と半信半疑だったうえ
仕事中だったので、12月３日にもらって、６日まで車の中にほっぽらかしになっていたのですが
水につけたら、みるみるつぼみが……！
手入れがわるかったせいか、クリスマスには花は咲かなかったのですが
元旦、家にがんがんに暖房をつけていたら、ふわ〜っと咲いたのです。
まさに咲く瞬間がみれました。
今年は良いことがありそうです。

ニコラウスのパン。

１２月６日、
ニコラウスの日になると毎年焼いている
ニコラウスのパン。

１日置くとどうしても味が落ちるので、
何か工夫してやってみようと思っています。
で、あと、毎回思うんですが、成形したときにちょうどよく作ると、２倍になるので
でぶでぶぶくぶくになってしまうので、注意しようと思うんですが、いつも忘れてしまうんですよね、、、

これから１月３日まで、お休みしまーす。

では、みなさま
グーテンルッチュ！
よいお年をお迎え下さいませ！

ギフト包装のアイデア。

友達の誕生日パーティに行って来ました。
昔の銅版画風のイラストがいい感じの古本をプレゼントに買ったのですが
可愛い表紙を生かしたプレゼント包装を考えていて
思いついたのが、こちら。

蝶ネクタイをつけるアイデアです。

実はこの蝶ネクタイ、以前工房を訪ねた時に
廃棄された中から助け出したもの。
ゴミじゃなくて、タグのつけ間違いとか小さなミスがあるものです。
変な布地が一杯あって面白かったので、お願いしていくつかもらって来たものの１つ。
最近ベルリンでも蝶ネクタイがちょっと流行気味なので
ギャグとしても面白いかなーと。

喜んでもらえたのでとりあえず良かったです。

パン工場に行った時、
１日前とか半日前のパンが大量に捨てられているのを見てかなりショックを受けましたが
こちらは、ある程度の量はちゃんと（？）回収されて
困窮している人たちに配られています。
（この回収＆配給の運動「ベルリナー・ターフェル」について先日記事をまとめたので
ご興味ある方は以下のリンクへどうぞ）
↓
ベルリンに広まる「食べ物寄付運動」

パンに関しては、セカンドハンド？として次の日に販売する店も何軒かあります。
しかし、ブランド品の不良品は、
値段やクオリティを守るため、廃棄されることが多いようです。
もちろん、B級ものとしてアウトレットに出る場合もありますが……。
いや、もったいないものです。

とはいえ、蝶ネクタイばっかりあっても首は１つ、
蝶ネクタイは着て行く場所も合う洋服も選ぶし、、
私も全てを引き取るわけには行かないんでした。