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ベルリン映画祭開催を直前にして、ゆっくりプログラムなどを読み込みたいところだったのですが、、
先週今週と、医者と健康保険、お役所に振り回されておりました。 ドイツ(ベルリン)の医者事情については アポが取りにくいとかアポが取りにくいとかアポが取りにくすぎるとか、いま具合が悪いのに3ヶ月後にアポもらってもしょうがないだろうとか、もう文句しかなくて建設的ではないのでどうかなと思っていたんですが、今回はちょっとお役立ち情報的にもなるかなぁと思って、書いてみます。 ここ何年も、次々と続く歯の不具合に悩まされておりました。 歯医者は市内各地の医者を放浪したあげく、やっと信頼できる歯科外科のお医者さんを見つけたので、安心していろんな相談をしています。 今回、検診で16年ほど前にやった差し歯の根元の炎症が見つかって、その治療と最終的にはインプラント手術をすることになったのですが、、、 ![]() 歯は大切ですね〜 私はドイツの公的医療保険、TK(ドイツ技術者保険)に加入しています。 学生時代はAOKに入っていたのですが、TKの方がホットラインとかの対応がきめ細やかでかつカバーしている範囲も広く、以前かかっていた理学療法士からTKの方がアポが取りやすいと聞いて変更したのです。 実際AOKより、カバーする治療の範囲だけでなく金額的にも、TKの負担分が多いようで、いままでのところ、不満はありませんでした。 が。 こういった治療の手順としては、 歯医者からまず手術の見積もりがくるので、必要項目にサインして、保険会社に転送。保険会社から負担金額を書き込んだ書類が戻ってくるので、それを医者に提出します。 歯医者さんはいろいろ細かなトリックを使って、少しでも患者(私)の自己負担が軽くなるように書類を作成してくれます。 Bonusheft(ボーナス・ブック)というシステムもその1つ。 この、定期的に歯医者に通い、きちんとチェックを受けているかどうかを記した小さなノートがあると、保険会社の負担金額の割合が高くなるのです! 今回、もちろんこのノートも一緒に保険会社に送り、戻ってきた書類を医者に提出したところ、、 「あれ、この金額少ないですね。この手術だったらあと100ユーロ以上は保険会社の負担金額が多いはず。●●●ユーロになるはずだから、保険会社に問い合わせてみた方がいいですよ」 と。 じゃ電話で問い合わせますと言うと、 「いや、直接行った方が早いし、こういうことは直接行った方が絶対いい」。 というわけで、TK窓口に行き 「えー、、ボーナスブックがあるので、●●●ユーロのはずだと担当医が言うんですが」と言ったところ 「じゃあ、その金額に書き直しますね」と、にっこり目の前で書き直されてしまいました。 なんじゃそりゃ!? 言わなかったらそのままだったということですよね? そもそも前の金額はどういう計算で出てたの? と疑問に思いつつも、、行列ができていたので文句も言わずすごすごと引き下がりました。 ドイツ(ベルリン)は、こういうふうに「直接行くと話が通る」ことが割とよくあります。 電話とかではらちがあかなくて、ナイン、ナイン、と言われても 直接目を見てだめ押しすると、するっと通ったりするのです。 先週は税務署でした。 税務署に書類を手配に行ったのですが、オンラインでダウンロードできるといわれてサイト内を探し、検索もしたのですが見つからず、 しょうがなく電話で問い合わせると 「そんなの必要ない」とか言うわけですよ。 (私が、必要なんですが) 税理士に相談したところやはり「直接行った方がいい」と言うので 開館時間内に行ってみると、まずインフォメーションで待たされたあげく 「専門的な書類のためインフォメーションでは扱えない。 直接、担当の〇〇さんの部屋に相談しろ」と。 じゃあ、と行こうとしたら「インフォメーションは開いてるけど、オフィスの受付は11時で終わった」。(その時、11時) 日を改め、サイトでやっと見つけた書類に必要項目を書いて再訪。 「担当の〇〇さんは体調を崩して休んでいる」 と言われ、締め切りに間に合わないので他の人にやってもらうよう懇願。 「じゃ、これで、、」と書類を出してくれたんですが、、 後日、うちの相方が同じ書類をもらいに行き、帰って来たのをみると、 なんと私と書類が違うじゃないですか。 再度書類をもらいに行くついでに、前に対応してくれた人に文句を言うと「だって私は担当者じゃないからわからなかった」と逆ギレ。 わからないのに、間違った書類を出さないで欲しいんですが(涙) これもこちらが気づいて文句を言わなかったら、どうなっていたことやら。 ドイツのお役所、書類手続きは、何事も直接訪問、当たって砕けろ。 ダメかも? と思っても、直接行くと、拍子抜けするほどうまくいくことも! ただ、病気の時などこの当たって砕けろ、とぶつかっていくのが疲れる時があるのも確か。そもそも当たるのはともかく砕けたらこまるんですが、、。なんとかスムーズにアポが取れるシステム、文句を言わなくても最初から正しい書類にたどり着けるシステムが整備されることを願ってやみません。
by berlinbaubau
| 2017-02-08 07:20
| ドイツのこと
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