きのこの季節。

12月のこのシーズンには誘惑がいっぱい。
甘くて香ばしい、砂糖がけのアーモンドだったり、
好物のドライフルーツがたっぷり入ったどっしりしたケーキだったり
とろけるココア（特にスペイン風のねっとりチョコが好き……）だったり
食事自体もジビエというのか、鹿肉やら猪やら
塊肉を食べる機会が増えてきます。

が、、30歳を越えた辺りからどうも胃腸の調子が悪く、
好きなものとはいえ、
こってりこってりしたものを年々受け付けなくなってしまっています（涙）
野菜中心の和食を食べている時が一番体の調子がいいんですよ、、やはり。

というわけで、
季節感のあるゴハンを肉無しで作ろうと考えると
食卓によくのぼって来るのが、キノコ。
しいたけ（ドイツのスーパーではShiitakipilze（シイタキ）とよく書いてありますが、、）
はもちろん、
マイタケ巨大版みたいなAusternpilze（鍋に入れると汁をたっぷり吸って美味しい！）
スーパーで見かけるとついついカゴに入れてしまいます。
しいたけはオリーブオイルをかけてオーブン焼き
Austernpilzeは、適当に割いて、新ニンニクをじっくり揚げるように香りを移した油で炒め、
という簡単な料理法が一番美味しいように思います。


最近特によく作るのはリゾット。
乾燥キノコの戻し汁で玄米を炊いておいて適当に冷凍していたものを
いろんなキノコを裂いたものと戻した乾燥キノコと一緒に煮て、
生姜汁を垂らし、
ちょっと豆乳と味噌を入れて和風のリゾット、
キノコとネギ類を一緒に炒めて、やはり上記冷凍ゴハンを鍋に入れ、
白ワインとスープの元で煮て洋風リゾット。
玄米は、ぐつぐつと煮込んでも『つぶつぶ感』がしっかり残るので
おいしいリゾット（お粥ではなく）が簡単にできます。

カボチャを適当に切って煮たものにゴハンを入れて、
火を止めたら、最後に味噌をちょっと、上にパルメザンチーズぱらぱら
というカボチャリゾットも美味しいです。
残り野菜を入れた雑炊風も◎　

うちはレンジが無いので、冷凍ゴハンは煮るというのが一番楽な戻し方だったため
しょっちゅう作るようになったメニュー。
実は、簡単、美味しい、あったまる、と３点揃った冬の優秀メニューなのでした。