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晴れ間が出たミュンヘン。
どんより曇り空だった時より、晴れたときの方が「放射冷却」ってやつなのか 澄み切った、尖った冷たさ。 モノの輪郭がくっきり見えるけれど 顔や髪の毛の分け目の部分など、直接空気に触れている部分がビリッとするほど寒い。 ドイツ語では、苦い寒さ(bitterkalt)と言われますが、 苦いという感じはあまりしないです。味で表現するなら、湧き水みたいなほんのり甘い水色な味が気が。 歯を食いしばるから、苦い感じなのかな? マイナス7〜11度まで下がった極寒の中、足を運んだのはFCバイエルンミュンヘンの本拠地 アリアンツ・アレーナ。 透明の膜で被われたタイヤ状の建築は、遠くから見ているとぼってりしててあまりキレイに感じなかったのですが、冷たい空気の中でうっすら透けている様子は氷の彫刻のようでした。 膜はもっと固いものなのかと思っていたのですが、 厚さ0.2mmの膜を空気でぷくっと膨らませているだけなんだそうです。 こういうのを見ると、ぷちっと針で指してみたら……といたずら心が膨らむんですが、 やっぱりそういう事を考える輩がいるからか、 近づくことはできないようになっていました(笑) そういえば、危ないフーリガンたちを規制するサッカー場のセキュリティについての取り決めが、本日決定されたそうです。 監視ビデオや警察の介入、入場前の全身のボディチェックなど、 新しい取り決めは、ファンを妨害するものだとして、様々なファンクラブやチームや反対していたのですが……。 きっかけとなったのは、 ハードコアなフーリガンの多い2部リーグ、ディナモ・ドレスデンDynamo Dresdenの問題でした。 時には試合が中止するほどの暴れっぷりのフーリガンで、問題を何度も起こしているんですが ついに来シーズンは国内のカップ戦「DFBポカール」への出場を禁止されてしまったのです。 ドレスデンは、美しいバロック建築が立ち並ぶ古都、 ドイツ最古のクリスマスマーケットでも有名ですが、 実はあっつくてきっついフーリガンも有名なのであります。 アリアンツ・アレーナは、 バイエルン・ミュンヘンカラーの赤、 TSV 1860 ミュンヘンの青、 ドイツナショナルチームの白、の3カラーに色がかわります。 赤と緑だったらクリスマスっぽいのに!クリスマス時期だけ緑とかやってくれたら楽しいんですが。
by berlinbaubau
| 2012-12-13 07:55
| ドイツのこと
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