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ケルンから戻って参りました〜。
ケルンと言えば、大聖堂。 世界遺産にもなっている、19世紀に完成したゴシック建築には 実はいろいろと「モダン」な部分が取り入れられていて、面白いのです。 その1つが、2007年に完成した ドイツの現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターが手がけたステンドグラス。 この大聖堂には、中世のステンドグラスが多く残っていることでも有名なのですが (戦争中には外して、箱に詰めて倉庫に置いていたらしいです) いくつかはやはり修復ができない状態になっているらしく、 戦後作られた物もあります。 南側の窓は、第2次世界大戦で壊れてしまい、戦後違うステンドグラスがはめてあったそうなのですが それがあまり他のステンドグラスと合っていないということで、 あらためてこの窓に、新しいステンドグラスをはめようという動きが起こりました。 そこで選ばれたのが、ゲルハルト・リヒターだったのです。 大聖堂内にある中世のステンドグラスの色から72色を取り出し それをモザイク状にちりばめたもの。 色の再現が大変で時間もコストもすごくかかったようですが、おおむね評判は良いよう。 荘厳な大聖堂の、宗教色のあるステンドグラスに囲まれた一角にある 現代的で抽象的なモザイク。 しかし、中世のその聖書のワンシーンを描いたステンドグラスを 色のパレットだけに分解し、再構築したこの絵は、その中にあっても 決して異質には見えず、神々しい光を放っているのです。 また、外壁の彫刻部分の1か所にも おかしなしかけが。 現代の工事現場の格好をした人間の像が紛れ込んでいるんだそうです。 さあ、どこにあるでしょうか。 ケルンに行かれたら、ぜひ探してみて下さいね。 。。。 ケルンで一緒だった方たちは皆サッカー好きだったので、毎晩サッカー観戦ができました☆☆ 日本戦、すごかったですね!!!! 本田のフリーキックは、ドイツでも「芸術作品!!」と大興奮で解説されました。 日本、ここまで来たら、あとは勝ち進むしかないですね!!頑張れ〜〜〜
by berlinbaubau
| 2010-06-27 06:30
| ドイツのこと
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